いろいろな契約のカタチ

塾講師の業務内容について

(1)教え方の種類

塾講師の教え方といっても、教える人数によってその方法論は変わってきます。
大きく分けて「集団指導」「個別指導」の2種類があります。

集団指導一定時間で一定の単元を生徒に対して主に講義形式で授業を行うこと
個別指導主に1~2名の生徒に対して、質問に対応する形で授業を行うこと

(2)授業関連の業務

塾講師の仕事と言えば「授業」。授業ができればそれでOK!と思いがちですが、実際には授業の前後にも準備や作業があります。

保護者会生徒の様子や学習方法などについて保護者に説明する会
入塾説明会外部の保護者に塾の概要などについて説明する会(基本的に専任講師が担当します)
電話学習相談何らかの懸念がある生徒・成績不振者・無断欠席者などの相談になります
個人面談生徒・保護者と個別に成績・進路・学習計画などについて話し合います
教室ミーティング教室運営に関する連絡やトラブルについての情報交換をします
生徒誘導小学校などの塾では最寄り駅まで生徒を送迎します
入試激励入試日朝に受験校校門まで生徒に付き添い、励ますイベントです

(3)授業関連でない業務(校舎事務)

校舎事務は保護者の信頼を得るための塾講師の大切なお仕事です。軽いアルバイトのつもりで始めた塾講師としても、保護者様から見れば、「先生」です。保護者様ときちんと話すためには生徒の様子だけでなく・派遣先の塾のシステム・受験情報などの知識も必要になります。日ごろから校舎の人間関係を大切にし、情報の収集に努めてください。

授業前ミーティング1日の連絡事項・生徒に対する注意事項などの講師間の情報交換の打ち合わせ
出欠確認授業前にまだ来ていない生徒に電話をかけて、出欠を確認すること
授業整理授業内容・出欠状況・受講状況などをまとめて報告します
カリキュラム作成個別指導などの場合、個々の生徒の理解度・学習カリキュラムを作成します
テスト解説塾内テスト・模擬試験後などに、解説を行います